ぱちおのいろいろ。

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「開眼! JavaScript ―言語仕様から学ぶJavaScriptの本質」を読んだ

ぱちおです

前回読んだ本

patioglass.hatenablog.com

今回「開眼! JavaScript ―言語仕様から学ぶJavaScriptの本質」という本を読みました

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前回に引き続きjsを雑に勉強していこうと思い、読んでみました。

雑感想

この本の中身(目次)

1章:JavaScriptオブジェクト
2章:オブジェクトとプロパティを使う
3章:オブジェクト(Object())
4章:関数(Function())
5章:グローバルオブジェクト
6章:this
7章:スコープとクロージャ
8章:関数のprototypeプロパティ
9章:配列(Array())
10章:String()
11章:Number()
12章:Boolean()
13章:プリミティブ型文字列、数値、真偽値
14章:null
15章:undefined
16章:Math関数
付録A:レビュー
付録B:おわりに

読んで確実に得られそうな部分としては

  • オブジェクトのもつプロパティやprototypeの挙動
  • JavaScriptが持つ代表的なデータ型の種類の把握(DateとかRegExpはなし
  • thisやスコープの話

あたりはわかるような気がします。

でもこの本結構訳が微妙な部分があって、ちょっと読みにくい言い回しがあったりします。

でも冒頭の「JavaScriptの世界では、オブジェクトが王様です」の訳は好きなのでそういうのは大切にしてほしい

注意することとしては、

ECMA3で基本書かれている

ECMA5の書き方の場合という注釈はあったりなかったり

初心者向けではないイメージ

ですかね

結構説明がさらっと終わってたりして、急にこれはプリミティブ型といって~みたいな文章が多めなので、やはりちょっと理解してる人が復習がてら読むくらいの本だと思います。 実際作者自身も自分の覚書用って書いてあったんで

ECMA5だと改善されているみたいな部分は注釈でありますが、ECMA5だと便利なものが増えたといった加筆がないのも注意点です

(例えばスコープチェーンの話は細かく書いてあって、hasOwnPropertyのところでObject.keysとかはふれられてないとか)

あとは章の構成が微妙な感じはしますね・・・関数のprototypeの章とか(なぜ関数限定の章なのか意図がわからなかった)、そのあとにArrayとかString列挙してるけどとってつけたような感じが否めない・・・

なので言語仕様を学ぶのであれば前に読んだ「オブジェクト指向JavaScriptの原則」のほうがおすすめって感じです

まとめ

ぼくは「オブジェクト指向JavaScriptの原則」の方が好きでした!!!!!!!(ダイマ

でも「オブジェクト指向JavaScriptの原則」ではなかったスコープの話とかが書いてあるので、そのあたりを補完したい方は是非